2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

単行本

エッセイ

没後10年、歴史小説家・火坂雅志氏。妻が綴る追想エッセイ

『夫・火坂雅志との約束』|中川洋子 火坂雅志|青春出版社2009年のNHK大河ドラマの原作『天地人』をはじめ、多くの歴史時代小説を発表された作家・火坂雅志(ひさか・まさし)さんは、2015年2月26日、58歳の若さで急逝されました。このたび...
単行本

東京新聞で、諸田玲子さんの戦国時代小説『織部の妻』を紹介

2025年4月19日(土)の東京新聞(中日新聞では4月20日)の朝刊・読書面「推し時代小説」のコーナーにて、本の紹介をさせていただきました。「推し時代小説」は、書評家の細谷正充さん、文芸ジャーナリストの内藤麻里子さん、文芸評論家の木村行伸さ...
人物

「時代小説★2025年4月の新刊情報(単行本)」を公開

『人よ、花よ、(上)』『人よ、花よ、(下)』|今村翔吾|朝日新聞出版2025年4月1日から4月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2025年4月の新刊(単行本)」を公開しました。今月の注目作は、今村翔...
単行本

油屋の放蕩息子が不審死。遠野屋には甘く危険な新たな取引が——

『春立つ風』|あさのあつこ|光文社あさのあつこさんの「弥勒」シリーズの第13巻、『春立つ風(はるたつかぜ)』(光文社)を紹介します。この「弥勒」シリーズは、鬼神のような鋭い洞察力をもつ定町廻り同心・木暮信次郎と、人情に厚く経験豊富な岡っ引・...
ミステリー

少年・吉田茂危機一髪。湘南大磯を舞台にした明治青春ミステリー

松籟邸の隣人(二) 炎夏の章|宮本昌孝|PHP研究所宮本昌孝(みやもと・まさたか)さんの 『松籟邸の隣人(二) 炎夏の章』(PHP研究所)を紹介します。主人公は、12歳から16歳、多感な少年時代を送る吉田茂。彼は後に総理大臣や外務大臣を務め...