2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

捕物

市井人情

御宿かわせみの不思議

久々に『鬼女の花摘み 御宿かわせみ30』を読んでいる。物語の舞台となっている時代はいつなのか? おるいや東吾たちの年齢はいくつになったのか? 軍艦操練所に通っている東吾が、姫路藩で建造されたばかりの速鳥丸の操船指導に携わるというシーンが出て...
市井人情

江戸を感じさせる捕物帳

杉本章子さんの「信太郎人情始末帖」シリーズの第3弾『狐釣り』が文庫になった。杉本さんは明治初期に活躍した浮世絵師小林清親を主人公とした『東京新大橋雨中図』で、第100回直木賞を受賞した実力派の時代小説作家。 そのほかにも、江戸の草創名主で「...
市井人情

夏休みの宿題、コラム37本

昨日、ようやく夏休みの宿題を終える。町奉行や旗本、大火など江戸に関するコラムを37本書き上げた。もともと時間は1カ月以上あったのだが、締め切り間際にならないと手が付かずに、学生時代のように、最後の3日間で追い上げて何とか形にできたと思う。コ...
捕物

揚羽の蝶と朝鮮朝顔

帰省先で、佐藤雅美さんの『揚羽の蝶 半次捕物控(上) (講談社文庫)』『揚羽の蝶 半次捕物控(下) (講談社文庫)』を一気に読了する。第1作の『影帳 半次捕物控 (講談社文庫)』と第3作の『命みょうが 半次捕物控 (講談社文庫)』を読んでい...
市井人情

久々の帰省に持っていく本

久々に、祖先の墓参りを兼ねて1泊2日で生家に帰省することになった。もともと田舎や地元での人付き合いが苦手であまり帰省しないほうであったが、今回も2年ぶりである。親不孝を重ねているが、両親が老齢ということもあり、少しゆっくりと話をしてみよう。...