ミステリー 気鋭の推理小説家たちが挑む、新作書下ろし御城ミステリー 『御城の事件〈東日本篇〉』二階堂黎人(にかいどうれいと)さん編集による、『御城の事件〈東日本篇〉』(光文社文庫)を入手しました。本書は、気鋭の推理小説家らの競演による、時代ミステリーのアンソロジーです。ある朝、川越城の外堀に浮かべられた一艘... 2020.06.09 ミステリー城戦国文庫武家江戸
文庫 天草四郎の苦悩と、松平信綱の不安、島原の乱の真相を描く 『乱』矢野隆(やのたかし)さんの長編小説、『乱』(講談社文庫)を入手しました。本書は、江戸時代の前期に起こった、宗教戦争とも農民一揆ともいわれた島原の乱を描いた歴史時代小説です。著者は、2008年、『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞し... 2020.06.07 文庫武家江戸
市井人情 江戸目明かし総元締を継いだ元侍が、とことん悪を追い詰める 『初めての梅 船宿たき川捕り物暦』樋口有介さんの長編時代小説、『初めての梅 船宿たき川捕り物暦』(祥伝社文庫)を入手しました。前作『変わり朝顔』では、浪人真木倩一郎(まさきせいいちろう)は、奥州白河藩主松平定信からの仕官要請を断りましたが、... 2020.06.05 市井人情捕物文庫武家江戸
人物 戦国に名門足利家を守り、喜連川藩をつくった二人の姫の物語 『さくらと扇』神家正成(かみやまさなり)さんの長編小説、『さくらと扇』(徳間書店)を紹介します。本書は、新進気鋭の時代小説家たちが参画した歴史小説イノベーション「操觚の会(そうこのかい)」と、栃木県さくら市がコラボレーションして生まれた、歴... 2020.06.01 人物単行本女性戦国武家江戸青春
医療 コロナ禍を経験した今、読みたい、心を癒す医療時代小説 『花しぐれ 御薬園同心水上草介』梶よう子さんの時代小説、『花しぐれ 御薬園同心水上草介』(集英社文庫)を紹介します。薬草栽培や生薬の精製につとめる小石川にある幕府の御薬園を舞台に、御薬園同心の水上草介(みなかみそうすけ)が、周囲で起きた様々... 2020.05.26 医療市井人情文庫武家江戸青春