伝奇 血路―南稜七ツ家秘録(2) 長谷川卓さんの『血路―南稜七ツ家秘録 (時代小説文庫)』を読了した。山の南側に七軒の家を建てて暮らすことから、南稜七ツ家と呼ばれる山の民。戦国乱世の中で、人質や捕らわれ人を敵城から落とす仕事を請け負うようになり、「落としの七ツ」の異名をもつ... 伝奇
伝奇 闇と影の百年戦争(1) 今日の朝日新聞の「be on Saturday」に大丸の奥田務社長が登場した。大丸は、1717年京都伏見に開業と書かれていた。享保二年にあたるから八代将軍吉宗の頃である。下村彦右衛門正啓が初代。南原幹雄さんの『闇と影の百年戦争 (徳間文庫)... 伝奇
伝奇 安政五年の大脱走(3) 第72回日本ダービーは、史上もっとも支持された一番人気のディープインパクトが衝撃的な強さを印象付けて優勝した。無敗の一番人気ながら2400mを堂々と逃げ切ったミホノブルボンや三冠馬ナリタブライアンに匹敵する強いレース振りで感動した。本日、五... 伝奇
伝奇 安政五年の大脱走(2) 「ほぼ日刊」とうたいながら、ブログを2日間休んでしまった。ちょっと反省。『安政五年の大脱走 (幻冬舎文庫)』を就寝前に読んでいるが、現代風の筆致でなかなか面白い。とくに井伊直弼とその腹心長野主膳といった敵役のキャラクターがはっきりしていてい... 伝奇
伝奇 血路―南稜七ツ家秘録(1) 第二回角川春樹小説賞を受賞した『血路―南稜七ツ家秘録 (時代小説文庫)』を入手した。長谷川卓さんのこのシリーズでは、先に文庫化された『死地―南稜七ツ家秘録 (時代小説文庫)』が山田風太郎さんばりの破天荒な伝奇時代小説の傑作だっただけに期待感... 2020.03.18 伝奇