伝奇

伝奇

「ほんまる」で、金沢発の歴史・時代読物『櫻坂』と出合う

昨日、神保町の「ほんまる」さんに、本を持ち込むために行ってまいりました。今回は少し時間があったので、1階の「時代小説SHOW」や「日本歴史時代作家協会」の棚だけでなく、地下1階の書棚も見て回りました。そのような中、「銀書房」さんで、夢枕獏さ...
中国

美貌の道士と訳あり便利屋が怪異を解く、中華風ブロマンス

『牡丹と獅子 双雄、幻異に遭う』|翁まひろ|角川文庫翁まひろさんの中華風ファンタジー小説、『牡丹と獅子 双雄、幻異に遭う』(角川文庫)紹介します。著者は、2022年、第8回角川文庫キャラクター小説賞の大賞と読者賞をダブル受賞し、2023年に...
ミステリー

啓文堂書店時代小説文庫大賞候補作フェア2024(~7/31まで)

啓文堂書店のXのポストによれば、京王線を中心に店舗展開している啓文堂書店全店で2024年7月1日(月)から7月31日(水)の1か月間で、啓文堂書店 時代小説文庫大賞候補作フェアを開催しています。啓文堂書店の各店で各出版社、おすすめの時代小説...
伝奇

黒い桜から生まれた桜姫・陽桜李は、桜の呪いを解けるか?

『陰陽師と桜姫』|あすみねね|小学館文庫キャラブン!あすみねねの文庫書き下ろしキャラクター文芸作品、『陰陽師と桜姫』(小学館文庫キャラブン!)を紹介します。著者は、葛飾北斎に拾われた娘と鶴を斬った武士の愛を描いた、ファンタジー時代小説『鶴を...
ユーモア

義賊、忍びに、影御用、幽霊剣士…、登場人物は裏の顔ばかり

『実は、拙者は。』|白蔵盈太|双葉文庫デビュー以来、その作風にハマって追っかけている作家さんがいます。本書の著者の白蔵盈太(しろくらえいた)さんもその一人です。文芸社が主催する第3回歴史文芸賞最優秀賞受賞し、2021年『松の廊下でつかまえて...