2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

街道・旅

単行本

「2020年3月の新刊(単行本)」をアップ

2020年3月1日から3月31日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年3月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月は、中央公論新社から刊行される、浅田次郎さんの『流人道中記(上・下)』を紹介します。...
市井人情

「様子のいい大人」が続々登場する時代小説

山本一力さんの『峠越え』を読んだ。文庫版の帯に、“「様子のいい大人」が続々登場”というキャッチコピーが書かれている。山本さんの作品の魅力の一つが、「様子のいい大人」が登場することだ。「様子のいい大人」とは、仲間が辱められようとするとためらわ...
江戸

「風林火山」ばかりでない甲州

この土日に、山梨県北杜市の高根というところに行ってきた。妻の小学校時代の恩師夫婦が、定年後に八ヶ岳の近くに住まいを構え、田舎生活をしているということで、泊りがけで遊びに伺った。私自身は先生と面識がなく、まったくのおまけの存在だったが、教え子...
江戸

医者の逃亡者を描く時代小説

佐藤雅美(さとうまさよし)さんの『啓順地獄旅』を読んでいる。無実の罪を着せられ、江戸の火消しの顔役・聖天松に命を狙われる医者の啓順の逃亡劇を描く、『啓順凶状旅』に続くシリーズ第2弾である。啓順地獄旅 (講談社文庫)作者: 佐藤雅美出版社/メ...
お知らせ

足利、佐野へ日帰り旅行

3連休中に、ブログのエントリーができなかった。アクセスしていただいたみなさん、ごめんなさい。10月8日に日帰りで足利、佐野を訪れた。足利は、足利幕府を開いた足利尊氏の生誕の地。日本最古の学校である足利学校や足利氏の館(やかた)跡に建立された...