ユーモア 御書物同心日記 (虫姫) (2) 本好きの割りに、絶版や品切れの本以外は古本を利用することが少ない。今まで、ブックオフを使ったこともないというか、店に入ったことがない。もっとも近所になかったということもあるが…。そんな具合で、古本屋というか古書店の商売のやり方について、いま... ユーモア
ユーモア 御書物同心日記 (虫姫) (1) 大好きなシリーズの一つに、出久根達郎さんの「御書物同心日記」シリーズがある。その第三弾『御書物同心日記 虫姫 (講談社文庫)』が文庫になって登場した。売れっ子作家のかたわら、古書店主を務める出久根さんらしい、本に対する愛情にあふれていて、読... ユーモア
市井人情 はぐれ牡丹(1) 最近、書店めぐりがあまりできなくなり、時代小説の新刊(文庫中心だが)を物色するのに、ネットと新聞広告に頼っている。ネットでは、太洋社という出版物卸売会社(取次と呼ばれる本の問屋)のサイトの文庫発売予定一覧を参考にすることが多い。著者名順、出... 市井人情
市井人情 神田堀八つ下がり―河岸の夕映え(3) 『神田堀八つ下がり―河岸の夕映え (徳間文庫)』に収録された「浮かれ節――竈河岸」は、ハートウオーミングなお話だ。主人公の三土路保胤(みどろやすたね)は、幕府の小普請組に所属する御家人で大の端唄好き。非役で三千石以上の旗本を寄合(よりあい)... 市井人情
市井人情 神田堀八つ下がり―河岸の夕映え(2) 宇江佐真理さんの『神田堀八つ下がり―河岸の夕映え (徳間文庫)』を気持ちよく読み終えた。前作『おちゃっぴい―江戸前浮世気質 (徳間文庫)』に続く、江戸の市井をテーマにしたコンセプチュアルな短篇集。一話一話の登場人物たちは関係しないが、江戸の... 市井人情