市井人情 蟋蟀小三郎、再登場 佐藤雅美(さとうまさよし)さんの最新文庫『疑惑 半次捕物控』を読み始める。岡っ引きの材木町の半次が活躍する捕物小説。シリーズ前作『命みょうが』で登場した、元越前丸岡藩藩士(有馬家)の蟋蟀小三郎(こおろぎこさぶろう)こと、国見小三郎が再び登場... 市井人情捕物江戸
市井人情 仕事始めと「はやぶさ新八」 今日は仕事始め。1週間ぶりに出勤する。電車はまだ空いている感じがする。そのせいか、車内で本がゆっくり読めた。今、読んでいるのが、平岩弓枝さんの『はやぶさ新八御用旅 二 中仙道六十九次』。この時期、平岩さんの本が読みたくなる。明るく華やいだ雰... 市井人情捕物江戸
ブックガイド 年賀状と戌年、将軍綱吉 昨日は、妻の実家で年賀状づくりを手伝った。例年、年賀状の素材がたくさん載った本を買ってきて、その中からデザインを選んでもらうところだが、今回は戌年ということで、実家の愛犬・プリン(本名はプリンセスという)が大活躍。過去1年間に撮影したデジカ... ブックガイド市井人情時代小説
市井人情 京都相撲と五条家 澤田ふじ子さんの『釈迦の女』を読み終えた。京の公事宿・鯉屋に居候する田村菊太郎を主人公とした人情捕物シリーズの第十弾である。江戸時代の京都を舞台にしているこのシリーズは、京の風物のほかに、文化と歴史を知ることができて興味深い。本書で収録され... 2019.10.07 市井人情捕物江戸
市井人情 元禄バブルと紀伊国屋文左衛門 山本一力さんの『深川黄表紙掛取り帖』を読み終えた。江戸のバブル期といわれる元禄時代を舞台にした痛快時代小説である。定斎売りの蔵秀(ぞうしゅう)、女絵師の雅乃、絵草紙本作者を目指す辰次郎、飾り行灯師の宗佑の四人の若者が活躍する連作形式で読みや... 市井人情江戸経済