市井人情

市井人情

「2018年9月の新刊 上」をアップ

2018年9月1日から9月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年9月の新刊 上」を掲載しました。読書の秋の始まりにしては、やや少なめな新刊点数ですが、今回注目するのは、ハルキ文庫から刊行される、高田郁(たかだかお...
市井人情

清洲亭に幽霊が出た!? 芸と人情が満載の落語時代小説第2弾

奥山景布子(おくやまきょうこ)さんの文庫書き下ろし時代小説、『すててこ 寄席品川清洲亭(二)』(集英社文庫)を入手しました。気のいい大工棟梁・秀八は恋女房のおえいと共に、念願だった寄席を開きます。幕末の品川に開いた寄席を舞台に、笑いと人情が...
市井人情

母に一目会いたい。願いを叶えるために「くらまし屋」は鬼となる

今村翔吾さんの文庫書き下ろし時代小説、『くらまし屋稼業 春はまだか』(ハルキ文庫)を入手しました。本書は、『くらまし屋稼業』に続く、シリーズ第2弾です。日本橋「菖蒲屋」に奉公しているお春は、お店の土蔵にひとり閉じ込められていた。武州多摩にい...
市井人情

業火の中でぼろ鳶組・彦弥は、花魁・花菊と約束を交わす

祥伝社文庫の新刊、今村翔吾さんの文庫書き下ろし時代小説、『夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組』を入手しました。大人気シリーズ「羽州ぼろ鳶組」は、本書が第6作。今回の舞台は吉原。吉原で頻発する火付けに、ぼろ鳶組一の色男・彦弥が挑みます。花魁・花菊は父母との...
市井人情

『巡る桜 上絵師 律の似面絵帖』をUP

知野みさき(ちのみさき)さんの文庫書き下ろし時代小説、『巡る桜 上絵師 律の似面絵帖』(光文社文庫刊)を、「時代小説SHOW」で紹介しました。着物などに絵付けをする上絵師として独り立ちを目指す女性・律(りつ)を主人公とした、お仕事時代小説「...