2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

痛快

剣豪

政長と数馬、隣藩・越前松平家との悶着に始末を付けられるか

『布石 百万石の留守居役(十五)』上田秀人さんの時代小説書き下ろしシリーズ、『布石 百万石の留守居役(十五)』(講談社文庫)を入手しました。加賀藩前田家の若き留守居役、瀬能数馬が、岳父で宿老・本多政長から薫陶を受け、各藩留守居役との駆け引き...
文庫

「2020年6月下旬の新刊(文庫)」をアップ

『斬るは主命 奥小姓裏始末1』|二見時代小説文庫2020年6月21日から6月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年6月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、二見時代小説文庫から刊行される、新人作家、青田圭一...
剣豪

又十郎、非情な密命を果たして、妻と再会し故郷に帰れるのか

『脱藩さむらい 切り花』金子成人(かねこなりと)さんの文庫書き下ろし時代小説、『脱藩さむらい 切り花』(小学館文庫)を入手しました。本書は、密命を帯びて、愛妻と別れて江戸で暮らしている、脱藩侍、香坂又十郎の日々を描いた文庫書き下ろしシリーズ...
ユーモア

漱石、一葉、子規も絶賛、宮本武蔵の明治の奇妙な冒険

『文豪宮本武蔵』田中啓文(たなかひろふみ)さんの時代小説、『文豪宮本武蔵』(実業之日本社文庫)を入手しました。戦国末期から江戸初期に活躍した剣豪、宮本武蔵が明治にタイムスリップして、剣を捨て小説家に転職するという、痛快時代エンターテインメン...
剣豪

連続同心殺しの謎を追う、おしどり夫婦に危難

『掟破り 陰仕え 石川紋四郎2』冬月剣太郎(ふゆつきけんたろう)さんの文庫書き下ろし時代小説、『掟破り 陰仕え 石川紋四郎2』(ハヤカワ時代ミステリ文庫)を献本いただきました。“陰仕え”として公儀の敵を闇から闇へやむなく斬ってきたという秘事...