ミステリー

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横濱の富豪一族の愛憎と殺人事件の秘密に迫る、拾われた娘

『檜垣澤家の炎上』|永嶋恵美|新潮文庫永嶋恵美(ながしま・えみ)さんの文庫書き下ろし小説、『檜垣澤家の炎上』(新潮文庫)をご紹介します。この紹介記事を書くのに時間がかかってしまいましたが、その間に本作は第7回『書評家細谷正充賞』を受賞し、評...
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【新着本】PHP文芸文庫2024年11月発売の新刊

『とりもの 〈謎〉時代小説傑作選』『神隠し 町医・栗山庵の弟子日録(二)』『京都くれなゐ荘奇譚(五) 呪いは月夜に恋い惑う』2024年11月のPHP文芸文庫新刊『とりもの〈謎〉時代小説傑作選』が本棚に加わりました。文芸評論家の細谷正充さんが...
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「源氏物語」に呼応した殺人事件。謎を解くのは清少納言

『清少納言なぞとき草紙』|有馬美季子|徳間文庫有馬美季子(ありま・みきこ)さんの最新文庫書き下ろし平安時代小説、『清少納言なぞとき草紙』(徳間文庫)のご紹介です。有馬さんは、「はないちもんめ」シリーズ(祥伝社文庫)や「はたご雪月花」シリーズ...
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【新着本】高橋直樹さんの『蔦屋重三郎 浮世を穿つ「眼」をもつ男』

蔦屋重三郎 浮世を穿つ「眼」をもつ男|高橋直樹|潮文庫著者の高橋さんは、1992年「尼子秘話」で第72回オール讀物新人賞を受賞、1997年『鎌倉擾乱』で第5回中山義秀文学賞を受賞した実力派の歴史小説家です。特に1990年代後半から2000年...
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【新着本】有馬美季子さんの『清少納言なぞとき草紙』

『清少納言なぞとき草紙』|有馬美季子|徳間文庫 有馬美季子(ありま・みきこ)さんの文庫書き下ろしの平安時代小説、『清少納言なぞとき草紙』(徳間文庫)を本棚にお迎えしました。著者の有馬さんは、2021年、『はないちもんめ』シリーズ (祥伝社文...