2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

ミステリー

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賀茂真淵の取り違えた『万葉集』に、幕府を揺るがす秘密が…

篠綾子さんの文庫書き下ろし時代小説、『たまもかる 万葉集歌解き譚』(小学館文庫)をご恵贈いただきました。江戸・日本橋の薬種問屋の小僧・助松が、『万葉集』の和歌を学びながら、謎解きにかかわっていく、「万葉集謎解き譚」シリーズの第2弾です。しづ...
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まだらの腰紐? 江戸のシャーロック・ホームズ、見参!

『目利きの芳斎1 二階の先生』井伊和継(いいかずつぐ)さんの文庫書き下ろし時代小説、『目利きの芳斎1 二階の先生』(二見時代小説文庫)を入手しました。本書の著者紹介には、出生年や出身地、最終学歴などのプロフィールは書かれておりませんが、ベテ...
ミステリー

「2020年9月下旬の新刊(文庫)」をアップ

『信長の原理 上』|角川文庫2020年9月21日から9月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年9月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、垣根涼介さんの『信長の原理 上』『信長の原理 下』(角川文庫)を取り上...
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妖怪が起こす事件を算法得意の新妻が解決、痛快ミステリ

『彩菊あやかし算法帖 からくり寺の怪』青柳碧人(あおやぎあいと)さんの時代小説、『彩菊あやかし算法帖 からくり寺の怪』(実業之日本社文庫)を入手しました。2020年の本屋大賞にノミネートされミステリー、『むかしむかしあるところに、死体があり...
お悔やみ

「無茶の勘兵衛日月録」シリーズの作家・浅黄斑さん、死去

時代小説「無茶の勘兵衛日月録」シリーズなどで知られる、作家の浅黄斑(あさぎまだら)さんが、9月5日に死亡していたことが9月12日に東京新聞のWebサイトで報道されました。74歳でした。神戸市生まれの浅黄さんは関西大卒業後、会社員を経て作家デ...