ミステリー

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「時代小説●2024年8月上旬の新刊情報(文庫)」をアップ

『写楽女』|森明日香|時代小説文庫2024年8月1日から8月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年8月上旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、2022年、第14回角川春樹小説賞受賞作を受賞した、森明日香(もり...
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撞くか、やめるか? 欲に塗れた人間たちを翻弄する運命の鐘

『無間の鐘』|高瀬乃一|講談社『貸本屋おせん』で第12回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞した高瀬乃一(たかせのいち)さん。今度は、『無間の鐘』(講談社)で、第13回日本歴史時代作家協会賞作品賞の候補に選ばれました。本書については、新刊刊行...
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殺人現場はウルトラセブンの処刑場。懐かしくも哀しい特撮愛

『神奈川県警「ヲタク」担当 細川春菜7 哀愁のウルトラセブン』|鳴神響一|幻冬舎文庫子どものころに、『ウルトラセブン』が好きで毎週欠かさずに見ていた記憶がありましたが、そのストーリーをどこまで正確に理解していたのか、今から考えると実に怪しく...
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船宿を営む美人姉妹、その正体は大江戸版キャッツ・アイ

『緋あざみ舞う』|志川節子|文藝春秋志川節子(しがわせつこ)さんの『緋あざみ舞う』(文藝春秋)は、船宿を営む美人姉妹が実は江戸を騒がす「怪盗緋薊」という痛快時代小説です。お店を営む美人三姉妹が実は盗賊だったという設定は、1981年より「少年...
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南部藩を揺るがす、家康拝領の虎脱走をめぐる歴史ミステリー

『虎と十字架 南部藩虎騒動』|平谷美樹|実業之日本社平谷美樹(ひらやよしき)さんの『虎と十字架 南部藩虎騒動』(実業之日本社)が、第13回日本歴史時代作家協会賞作品賞にノミネートされました。著者は、岩手県出身で現在も同県に居住されています。...