大正・昭和

人物

日本人の希望の星を造る。ホテル建築に懸けた男たちの物語

『帝国ホテル建築物語』|植松三十里|PHP文芸文庫植松三十里(うえまつみどり)さんの長編歴史小説、『帝国ホテル建築物語』(PHP文芸文庫)を紹介します。建造物に光を当てた時代小説というと、安土城を描いた山本兼一さんの『火天の城』や木、四天王...
単行本

第168回直木賞は、千早茜さん、小川哲さんのダブル受賞

1月19日(木)、第168回直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の選考会が開催され、小川哲(おがわさとし)さんの『地図と拳』(集英社)と千早茜(ちはやあかね)さんの『しろがねの葉』(新潮社)が受賞作に決まりました!小川さん、千早さ...
ミステリー

「2022年9月の新刊(単行本)」をアップ

『愚者の階梯』|松井今朝子|集英社2022年9月1日から9月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2022年9月9月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月は、集英社から刊行される、松井今朝子さんの時代ミ...
中国

戦前の中国大陸を駆け抜け、中国人に愛された日本人馬賊王

『小説 小日向白朗 熱河に駆ける蹄痕』|織江耕太郎|春陽堂書店織江耕太郎さんの長編歴史小説、『小説 小日向白朗 熱河に駆ける蹄痕(あしあと)』(春陽堂書店)を紹介します。著者は、1950年福岡県生まれ。2003年、「星降夜(ほしふるよる)」...
南北朝・室町

夏の小江戸川越で、太田道灌と柳沢吉保、天海の足跡を辿る

8月のとある一日、午後から時間ができたので、思い立って川越を訪れました。前回観光で訪れたのが2006年でしたので、実に17年ぶりです。今回は、12時40分発の特急小江戸号に乗れなかったので、12時51分西武新宿駅発川越行き急行列車でスタート...