時代

単行本

第26回中山義秀文学賞候補作決定。11月に公開最終選考会

9月14日(月)、第26回中山義秀文学賞(主催:中山義秀顕彰会、共催:白河市および中山義秀記念文学館)の第二次選考会において、最終候補3作品が決定しました。今村翔吾さんの『八本目の槍』(新潮社)、木下昌輝さんの『まむし三代記』(朝日新聞出版...
人物

日本政府とGHQの息詰まる攻防、日本国憲法の誕生秘話

『ゴー・ホーム・クイックリー』中路啓太(なかじけいた)さんの昭和史小説、『ゴー・ホーム・クイックリー』(文春文庫)を入手しました。日本国憲法の誕生の物語というと、2009年にNHKで放送されたテレビドラマ「白洲次郎」の白洲次郎さんが立役者と...
人物

若き日の信長のライバルで理解者、実弟織田信行の真実

『信長を生んだ男』霧島兵庫(きりしまひょうご)さんの長編歴史時代小説、『信長を生んだ男』(新潮文庫)を入手しました。安倍首相の後継を決める、自民党総裁選の立候補者の顔ぶれを、戦国時代に置き換えるとどういうことなのか、妄想をが膨らみました。織...
人物

「2020年9月の新刊(単行本)」をアップ

2020年9月1日から9月30日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年9月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月は、KADOKAWAから刊行される、門井慶喜さんの『銀閣の人』を紹介します。室町幕府...
女性

疫病も大地震も乗り越え、しなやかに生きる、下級武士の娘

『御徒の女』中島要(なかじまかなめ)さんの長編歴史小説、『御徒の女』(実業之日本社文庫)を入手しました。著者は、「着物始末暦」シリーズをはじめ、江戸の市井に暮らす人々を描いた人情小説で活躍しています。江戸の女性を描くことでも定評があります。...