2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

用語

クラシック

時代小説を読む際に、傍に置きたいお役立ち用語辞典、復刊

『時代小説用語辞典』|歴史群像編集部編|ワン・パブリッシング 歴史群像編集部編の、『時代小説用語辞典』(ワン・パブリッシング)を紹介します。 時代小説に出てくる用語をテーマ、項目ごとに解説した『時代小説用語辞典』(2005年、学研プラス刊)...
文庫

日記と歴史百科を一冊に。吉川弘文館の2021年度版歴史手帳

日記と歴史百科が一冊に集約した、吉川弘文館編集部編の『歴史手帳2021年版』を入手しました。 日本史関連の老舗出版社・吉川弘文館の「歴史手帳」は、歴史ファンだけでなく、時代小説ファンにも役に立つ手帳です。 私もここ4年間ほど愛用してきました...
捕物

講談社文庫のしおりと不定時法

講談社文庫の新刊『じぶくり伝兵衛』を読み始めた。逢坂剛さんの時代小説「重蔵始末」シリーズの第二弾。本を読み終えてしおりを探したら、いつもと違うものが入っていてちょっとうれしくなった。 このしおりは薄いグリーンの厚手の紙で、幅が通常の倍あった...
捕物

君を乗せる舟 髪結い伊三次捕物余話(1)

『君を乗せる舟―髪結い伊三次捕物余話』を読んでいたら、髪結いの伊三次が奈良茶飯を食べるシーンが出てきた。  …  吾妻橋を渡った辺りから糠のような細かい霧雨が降ってきた。傘を差すほどではないが黙っていると顔が濡れる。伊三次は台箱を持ち換えて...
捕物

黒く塗れ 髪結い伊三次捕物余話(1)

土曜の夜、時間がまとまって取れたことと、読み味がよかったことから、『黒く塗れ―髪結い伊三次捕物余話』を一気に読了した。伊三次の女房、お文が妊娠中ということもあり、作中で江戸の出産について触れられている箇所があり、興味深かった。 … 「困りま...