2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

時代小説

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京は燃えているか? 長谷川平蔵父子が火付殺人犯を追う

今村翔吾さんの文庫書き下ろし時代小説、『鬼煙管 羽州ぼろ鳶組』が祥伝社文庫から刊行されました。彗星のように現れて、時代小説ファンの圧倒的な支持を集める、「羽州ぼろ鳶組」シリーズの第4作です。当「時代小説SHOW」でも2017年度の文庫書き下...
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生類憐みの令と旗本奴・水野十郎左衛門

福原俊彦さんの文庫書き下ろし時代小説、『隠密旗本』が光文社文庫から刊行されました。「生類憐みの令」の下で江戸を騒がす「闇」に、「影廻衆」に任じられた旗本の次男坊と犬小屋奉行が挑む、痛快時代小説です。世は元禄。公儀の手先「影廻衆(かげまわりし...
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七人の歴史小説の志士による、血塗られた幕末小説イノベーション

中央公論新社から刊行された歴史時代小説アンソロジー、『幕末暗殺!』を紹介します。谷津矢車さん、早見俊さん、新美健さん、鈴木英治さん、誉田龍一さん、秋山香乃さん、神家正成(かみやまさなり)さんという、七人の実力派作家が幕末の暗殺をテーマに競演...
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借財発覚! 高岡藩一万石、またもや崖っぷちに

千野隆司さんの人気シリーズ「おれの一万石」の第3作、『おれは一万石 紫の夢』が双葉文庫から刊行されました。美濃今尾藩三万石竹腰勝起の次男として生まれて、高岡藩一万石の井上家に婿養子入りして藩主の世子となった正紀は、新たな危難に見舞われます。...
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「2018年3月の新刊 上」をアップ

2018年3月1日から3月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年3月の新刊 上」を掲載しました。今回取り上げるのが、徳間文庫です。柏田道夫さんの『つむじ風お駒事件帖』は、2000年に単行本で刊行された、『疾風独楽...