2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

単行本

単行本

文芸の力で世を治めようと願う源実朝を描く、新人賞受賞作

『言の葉は、残りて』佐藤雫(さとうしずく)さんの長編時代小説、『言の葉は、残りて』(集英社)を入手しました。鎌倉幕府の三代将軍・源実朝を主人公に、頼朝の死後、繰り広げられた覇権争いを描いた歴史時代小説です。著者は、本作品(「海の匂い」を改題...
ミステリー

二人の悪霊おじいちゃんが孫を困らす、大江戸ユーモア怪異譚

『悪霊じいちゃん風雲録』輪渡颯介(わたりそうすけ)さんのユーモア時代小説、『悪霊じいちゃん風雲録』(早川書房)を献本いただきました。著者は、2008年に『掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南』で、第38回メフィスト賞を受賞し、作家デビューされ...
単行本

第163回直木賞は、馳星周さんの現代小説『少年と犬』に

第163回直木三十五賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が2020年7月15日(水)午後2時より開催され、候補作5作品の中から馳星周さんの『少年と犬』が受賞作に決まりました。歴史時代小説作品としてノミネートしていた、今村翔吾さんの『じんかん...
ミステリー

「2020年7月の新刊(単行本)」をアップ

2020年7月1日から7月31日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年7月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月は、KADOKAWAから刊行される、諸田玲子さんの『女だてら』を紹介します。本書の紹...
作家

新人賞が気になる!第9回歴史時代作家協会賞、候補作品発表

6月25日(木)、「日本歴史時代作家協会 公式ブログ」にて、第九回歴史時代作家協会賞(日本歴史時代作家協会主催)の各賞の候補作品が発表されました。日本歴史時代作家協会は、歴史時代小説を書く作家、時代物イラストレーター、時代物記事を書くライタ...