単行本 夏の思い出が一生の宝物に。子どもに読んでほしい時代小説 『夏がいく』|伊多波碧|理論社おとないちあきさんの表紙イラストで、幼い日の祭りの記憶が蘇ってきて、郷愁を誘われます。伊多波碧(いたばみどり)さんの『夏がいく』(理論社)は、小学校高学年以上向けに書かれた児童書です。江戸時代の旅籠を舞台にして... 2024.06.24 単行本市井人情江戸注目青春
ミステリー 森から抜け出せ! 戦慄のノンストップ・ホラーミステリー 『斬首の森』|澤村伊智|光文社田舎育ちにもかかわらず、灯のない暗い道が苦手なくらい恐がりです。怪談やホラーからはなるべく遠ざかるようにしていました。今回は、時代小説ではなく、ホラーミステリーの紹介です。ところが、澤村伊智(さわむらいち)さん... 2024.06.23 ミステリー単行本妖・ホラー注目現代痛快
人物 この世の全て知り尽くす、南方熊楠の数奇な運命を描く 『われは熊楠』|岩井圭也|文藝春秋6月13日(水)に、第171回直木賞候補作品が発表になりました。今回、歴史時代小説からは、岩井圭也さんの『われは熊楠』(文藝春秋)がノミネートされました。本書は、著者の初めての歴史小説です。博物学者で、生物... 2024.06.18 人物単行本大正・昭和明治注目直木三十五賞
人物 東京新聞で、今村翔吾さんの『海を破る者』を紹介 『海を破る者』|今村翔吾|文藝春秋2024年6月15日(土)の東京新聞朝刊(中日新聞は6月16日)の読書面の「推し時代小説」のコーナーで、おすすめの時代小説を紹介させていただきました。「推し時代小説」は、旬のおすすめの作品を紹介していくコー... 2024.07.21 人物単行本合戦、戦い東京新聞武家注目鎌倉
人物 第171回直木賞候補に、岩井圭也さんの『われは熊楠』含む5作 6月13日(水)、第171回直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の候補作品5作品がx(旧Twitter)で発表されました。歴史時代小説のカテゴリーに入れられる作品では、岩井圭也さんの『われは熊楠』(文藝春秋)が候補作に選ばれました... 2024.07.20 人物単行本明治注目直木三十五賞読書・本