人物乱世の梟雄、松永久秀のイメージを一変させる歴史エンタメ 『じんかん』今村翔吾さんの長編時代小説、『じんかん』(講談社)を紹介します。戦国武将の松永弾正久秀は、仕えた三好家を滅ぼし、天下の将軍足利義輝を暗殺し、東大寺の大仏殿を焼き尽くしたことから、織田信長をして、「この男、人がなせぬ大悪を一生の内... 2020.06.17人物単行本戦国武家青春
市井人情太田太、将軍側室の実父日啓上人の息がかかる寺の不正を暴く 『新地奉行 太田太田太 老中の密命』山田剛(やまだたけし)さんの文庫書き下ろし時代小説、『新地奉行 太田太田太 老中の密命』(コスミック・時代文庫)を献本いただきました。江戸市中のあらゆる屋敷を管理する「新地奉行」の職務に就いた旗本、太田太... 2020.06.14市井人情文庫武家江戸痛快
文庫「2020年6月中旬の新刊(文庫)」をアップ 『頂上至極』|幻冬舎時代小説文庫2020年6月11日から6月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年6月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、幻冬舎時代小説文庫から刊行される、村木嵐(むらきらん)さんの『頂上... 2020.06.10文庫新刊情報武家江戸
ミステリー気鋭の推理小説家たちが挑む、新作書下ろし御城ミステリー 『御城の事件〈東日本篇〉』二階堂黎人(にかいどうれいと)さん編集による、『御城の事件〈東日本篇〉』(光文社文庫)を入手しました。本書は、気鋭の推理小説家らの競演による、時代ミステリーのアンソロジーです。ある朝、川越城の外堀に浮かべられた一艘... 2020.06.09ミステリー城戦国文庫武家江戸
文庫天草四郎の苦悩と、松平信綱の不安、島原の乱の真相を描く 『乱』矢野隆(やのたかし)さんの長編小説、『乱』(講談社文庫)を入手しました。本書は、江戸時代の前期に起こった、宗教戦争とも農民一揆ともいわれた島原の乱を描いた歴史時代小説です。著者は、2008年、『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞し... 2020.06.07文庫武家江戸