2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

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ドラマ

ドラマ化され、ますます快調な「鎌倉河岸捕物控」

佐伯泰英さんの『八丁堀の火事』を読みました。「鎌倉河岸捕物控」シリーズの第16作目です。幼なじみの秋乃の死を乗り越えるために禅修行に行っていた彦四郎が戻り、入れ替わりで亮吉が探索のため吉原に居残りをすることになります。喜び勇んで吉原に行った...
捕物

大火が変えた人生模様を描く捕物小説

北原亞以子さんの『消えた人達』を読みました。十手持ちで鰻屋の若旦那の爽太が活躍する捕物シリーズ「爽太捕物帖」の第2弾ですが、1作目の『昨日の恋』を読んでいなくても楽しめる作品になっています。この本の読書録は「ほぼ日刊時代小説」に移しました。...
捕物

大火が変えた人生模様を描く捕物小説

北原亞以子さんの『消えた人達』を読みました。十手持ちで鰻屋の若旦那の爽太が活躍する捕物シリーズ「爽太捕物帖」の第2弾ですが、1作目の『昨日の恋』を読んでいなくても楽しめる作品になっています。昨日の恋―爽太捕物帖 (文春文庫)作者: 北原亞以...
市井人情

北の湊町・水潟を舞台にした傑作時代小説集

北重人(きたしげと)さんの『汐のなごり』を読み終えました。「海上神火」「海羽山」「木洩陽の雪」「歳月の舟」「塞道の神」「合百の藤次」の六つの短編を収録した作品集です。 帆が風を捕らえたのだ。船脚が速まり、揺れが鎮まった。「千世、見ろ」 吉太...
市井人情

北の湊町・水潟を舞台にした傑作時代小説集

北重人(きたしげと)さんの『汐のなごり』を読み終えました。「海上神火」「海羽山」「木洩陽の雪」「歳月の舟」「塞道の神」「合百の藤次」の六つの短編を収録した作品集です。この本の読書録は、「ほぼ日刊時代小説」に移しました。汐のなごり (徳間文庫...