市井人情 霊岸島って江戸っぽいなあ 千野隆司さんの『大川端ふたり舟』を読み終えた。『大川端ふたり舟』は、「霊岸島捕物控」とサブタイトルが付けられている通り、霊岸島を縄張りとする岡っ引きの娘・お妙が活躍する捕物小説である。大川端ふたり舟 (学研M文庫―霊岸島捕物控 (ち-2-2... 市井人情捕物江戸
市井人情 文化三年の大火を描いた時代小説 千野隆司さんの『大川端ふたり舟』を読んでいる。文化三年(1806)三月四日に起きた、江戸の三大大火の一つで、後に「車町の大火」と呼ばれる火事を描いた捕物小説である。大川端ふたり舟 (学研M文庫―霊岸島捕物控 (ち-2-2))作者: 千野隆司... 市井人情捕物江戸
市井人情 内館牧子さんの時代小説 脚本家の内館牧子さんの『転がしお銀』を読み始めた。池宮彰一郎さんや藤原緋沙子さん、庄司圭太さんら、脚本家出身の時代小説家は多い。かつてのトレンディドラマやNHK朝の連続テレビ小説「ひらり」や「私の青空」などの内館さんがどんな物語を描くのか気... 市井人情江戸
市井人情 江戸の人にもお金は大事 『万事金の世』を読み終えた。お金をテーマにした悲喜劇を描いた時代小説のアンソロジーである。この本に収録された作家のラインナップに妙味がある。活躍が目覚しい現役作家から、故人になられた作家まで、バランスがいい。万事金の世―時代小説傑作選 (徳... 市井人情江戸経済
市井人情 お鳥見役一家の家族愛で心がじんわり ちょうど、諸田玲子さんの『蛍の行方』を読み終えたところ。「お鳥見女房」シリーズの第二弾。蛍の行方―お鳥見女房 (新潮文庫)作者: 諸田玲子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/10/30メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回... 2020.05.24 市井人情江戸