2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

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江戸の長屋は心霊現象がいっぱい、事故物件に挑む損料屋兄妹

『損料屋見鬼控え 1』|三國青葉|講談社文庫三國青葉(みくにあおば)さんの文庫書き下ろし時代小説、『損料屋見鬼控え 1』(講談社文庫)をご恵贈いただきました。著者は、2012年「朝の容花」で第24回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、...
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幕末から明治へ、三人の生き様を描く。角川春樹小説賞受賞作

『質草女房』|渋谷雅一|角川春樹事務所渋谷雅一(しぶやまさいち)さんの長編時代小説、『質草女房』(角川春樹事務所)を入手ました。本書は、2020年、第12回角川春樹小説賞受賞作品です。同賞からは、鈴木英治さん、長谷川卓さん、知野みさきさん、...
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不可思議な病を治し、後宮の事件を解決する、平安の凄腕女医

『後宮の薬師 平安なぞとき診療日記』|小田菜摘|PHP文芸文庫小田菜摘(おだなつみ)さんの文庫書き下ろし時代小説、『後宮の薬師 平安なぞとき診療日記』(PHP文芸文庫)をご恵贈いただきました。3月の新刊情報を作成していたときに、読みたいと思...
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国家プロジェクト、平城京造営に挑む青年を描く歴史エンタメ

『平城京』|安部龍太郎|角川文庫安部龍太郎さんの長編小説、『平城京』(角川文庫)を入手しました。最近、戦国や江戸から離れた時代を描いた作品にも意識的に目を向けるようにしています。“江戸脳”に凝り固まった頭を少し解きほぐし。柔らかくしていこう...
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「源氏物語」に秘められた謎、紫式部の秘密を描く王朝ロマン

『新・紫式部日記』|夏山かほる|日本経済新聞出版夏山かほるさんの長編歴史時代小説、『新・紫式部日記』(日本経済新聞出版)を紹介します。この作品で著者は、2019年、第11回日経小説大賞を受賞してデビューしました。紫式部が藤原道長の要請で中宮...