時代

大正・昭和

帝国ホテルライト館建設をめぐる、熱き人々の物語

植松三十里(うえまつみどり)さんの長編小説、『帝国ホテル建築物語』(PHP研究所)を入手しました。本書は、世界的建築家、フランク・ロイド・ライトが設計し、大正時代を代表する建築物帝国ホテル2代目本館(通称「ライト館」)の完成までの十年に及ぶ...
医療

口中医から歯医者へ。抜歯しない治療を求めて桂助は旅立つ

和田はつ子さんの文庫書き下ろし時代小説、『口中医桂助事件帖 さくら坂の未来(さき)へ』(小学館文庫)を入手しました。本書は、江戸の歯医者さん、口中医の桂助が次々と襲ってくる難事件に立ち向かいながら、仲間たちと絆を深めていく、人気シリーズの第...
戦国

「2019年5月の新刊 上」をアップ

2019年5月1日から5月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2019年5月の新刊 上」を掲載しました。今回は文春文庫から刊行される、箕輪諒(みのわりょう)さんの戦国時代小説、『くせものの譜』に注目しています。著者は、丹...
戦国

ゴールデンウィークは城を見に行きたい。「歴史道」Vol.3

朝日新聞出版から刊行された、グラフィカルな誌面で歴史を楽しむ雑誌、『歴史道 Vol.3』を入手しました。本誌は、絵や写真、図版を多用していて、文字量が多くなく、歴史資料館の展示を楽しむような感覚で歴史が楽しめます。完全保存版として、城の歴史...
ミステリー

将来有望な、イケメン蘭学医の卵は、なぜ心中したのか

山口恵以子(やまぐちえいこ)さんの時代ミステリー小説、『風待心中(かぜまちしんじゅう)』(PHP文芸文庫)を入手しました。幕末真っ只中の安政五年(1858)、災害が続く江戸、深川を舞台にしたサスペンスに満ちた時代ミステリーです。作者の山口さ...