戦国最強の赤備えの継承者・山県昌満の戦いと武田家滅亡を描く

甲州赤鬼伝『英雄伝フリードリヒ』で第20回歴史群像大賞優秀賞を受賞した、霧島兵庫(きりしまひょうご)さんの『甲州赤鬼伝』が学研パブリッシングより刊行されました。

「鬼となりて、名を天下に」
設楽原の合戦で散った父・山県昌景の最期の言葉。14歳にして武田家最強軍団を継承した山県昌満は父の遺言と、「最強」の重責に苦しめられる。若輩者と冷遇されながらも、木曾義昌と出会い、井伊万千代との戦いを経て、武田家の中、昌満は「赤備え」を率いる「赤鬼」として実力を認められていく。しかし、すでに武田家は滅亡の道を進んでいた……。

井伊、真田ら最強軍団のみに許された誇り高き「赤備え」継承の物語。2016年の大河ドラマが「真田丸」であり、2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、ヒロインの井伊直虎に養育されるのが井伊万千代(後の井伊直政です)で、大河ドラマファンにも気になる時代小説です。

富樫倫太郎さん、岩井三四二さん、仁木英之さん、谷津矢車さんらを輩出した、「歴史群像大賞」入賞者の霧島さんのデビュー作になります。どんな戦国時代小説に仕上がっているか、これから読むのが楽しみです。

インパクトのある、カバーイラストレーションは、ゲーム「三国志大戦」「神撃のバハムート」で活躍されているる獅子猿さん。

■Amazon.co.jp
『甲州赤鬼伝』

→学研出版サイト|甲州赤鬼伝