2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

時代小説

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大地震、大火、大雪、御家騒動。藩を守るため戦った小栗美作

村木嵐(むらきらん)さんの『雪に咲く』がPHP文芸文庫から刊行されました。寒波が襲来して、日本海側を中心に雪が続いています。東京でも日陰では先週降った雪が残っていています。雪に打ち克つような本を読みたいと思い、この本を手にしました。江戸に幕...
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「2018年2月の新刊 上」をアップ

2018年2月1日から2月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年2月の新刊 上」を掲載しました。今回取り上げるのが、光文社文庫です。あさのあつこさんの『地に巣くう』が刊行されます。剣呑で歪で異様な気配を纏う、北定...
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2017年の時代小説ベスト10・単行本部門を発表

「時代小説SHOW」の2017年時代小説ベスト10の【単行本部門】を発表しました。【単行本部門】のベスト10の第1位は、帚木蓬生さんの『守教 上・下』です。戦国期から幕末の開国まで、イエズス教(キリスト教)の教えを守り抜いた、九州・筑後の小...
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維新の先駆け、中山忠光と天誅組の四十日間の光跡を描く

植松三十里(うえまつみどり)さんの歴史時代小説、『志士の峠』(中公文庫)を紹介します。文久三年(一八六三)、帝の行幸の先ぶれを命じられた公家・中山忠光は、勤王志士らと大和で挙兵した。五条の代官所を襲撃し新政府樹立を宣言するが、親幕派の公家や...
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「2018年1月の新刊 下」をアップ

2018年1月21日から1月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年1月の新刊 下」を掲載しました。今回注目しているのが、新潮文庫。伊東潤さんの『維新と戦った男 大鳥圭介』が刊行されます。単行本刊行時『死んでたまる...