単行本 関ヶ原前夜、大津城で。最強の「楯」と至高の「矛」が対決 『塞王の楯』|今村翔吾|集英社今村翔吾さんの長編歴史小説、『塞王の楯』(集英社)を紹介します。本書を手にしたとき、学生時代に漢文の授業で習った、「矛盾(むじゅん)」の言葉の由来となった話を思い出しました。中国の戦国時代、楚の国に、盾と矛を売... 2021.12.13 単行本城戦国武家注目
単行本 人生の後半戦で愛する家族を失った下級武士の再生物語 『高瀬庄左衛門御留書』|砂原浩太朗|講談社砂原浩太朗さんの長編時代小説、『高瀬庄左衛門御留書(たかせしょうざえもんおとどめがき)』(講談社)を紹介します。著者は、2016年、『いのちがけ 加賀百万石の礎』で第2回決戦!小説大賞を受賞し、作家... 2021.12.05 単行本文学賞武家江戸注目
人物 「2021年12月の新刊(単行本)」をアップ 『仁王の本願』|赤神諒|KADOKAWA2021年12月1日から12月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年12月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月は、KADOKAWAから刊行される、赤神... 2021.12.04 人物単行本戦国武家注目
ミステリー 荒木村重vs.黒田官兵衛、二人の武将の推理が戦国を動かす 『黒牢城』|米澤穂信|KADOKAWA米澤穂信さんの長編歴史小説、『黒牢城(こくろうじょう)』(KADOKAWA)を紹介します。これまで、戦国小説でも籠城ものは重苦しく感じて敬遠していましたが、豊臣二十万に包囲された小田原城を描く佐々木功さ... 2021.11.27 ミステリー単行本城戦国武家
単行本 壮絶な三木城合戦戦の裏側にあった、ひたむきな生の物語 『もろびとの空 三木城合戦記』|天野純希|集英社天野純希さんの長編歴史小説、『もろびとの空 三木城合戦記』(集英社)を紹介します。戦国の三木城というと、別所長治が信長に叛旗を翻した末に、羽柴秀吉の兵糧攻め、「三木の干し殺し」によって落城した... 2021.11.26 単行本城戦国武家注目