2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

青春

武家

無外流の剣士と坐業

今、宮本昌孝さんの『夏雲あがれ』を読んでいる。東海の小藩で青春を送る三人の青年武士(新吾・太郎左・仙之助)が藩の存亡を賭けて巨悪と戦う時代小説。三人とも直心影流を学んでいるが、物語の中で無外流の剣士が登場し興味深い。「昨日、安富さまに居合を...
武家

青春時代小説の名手・宮本昌孝

宮本昌孝さんの作品というと、足利第13代将軍義輝の半生を描いた『剣豪将軍義輝〈上〉鳳雛ノ太刀 (徳間文庫)』『剣豪将軍義輝〈中〉孤雲ノ太刀 (徳間文庫)』『剣豪将軍義輝〈下〉流星ノ太刀 (徳間文庫)』が、剣豪小説としても戦国時代小説としても...