女性

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花形役者の死絵を描くおふゆ。文庫書下ろし新人賞受賞第2作

『牡丹ちる おくり絵師』|森明日香|時代小説文庫森明日香さんは、2022年に、『写楽女(しゃらくめ)』で、第14回角川春樹小説賞を受賞しました。そして、デビュー第2作として発表した『おくり絵師』では、2024年に第13回日本歴史時代作家協会...
人物

鹿鳴館の花から日本のナイチンゲールへ。気高い貴婦人の物語

『鹿鳴館の花は散らず』|植松三十里|PHP研究所植松三十里(うえまつみどり)さんさんは、歴史の狭間に埋もれていた人に光を当てて、その生涯を鮮やかに描き出す歴史時代小説の名手です。歴史小説、『鹿鳴館の花は散らず』(PHP研究所)では、“日本の...
人物

女人を穢れから救うため、時の禁忌と戦う侍を描く医療小説

『月花美人』|滝沢志郎|KADOKAWA滝沢志郎(たきざわしろう)さんの時代小説、『月花美人』(KADOKAWA)を紹介します。著者は、2017年『明治乙女物語』で第24回松本清張賞を受賞し小説家デビューし、著書には、海洋冒険歴史小説『エク...
お気に入り

幼子の誘拐と多額の身代金。アリシアが夏希の危難を救う

『脳科学捜査官 真田夏希 ジャスティス・エボニー』|鳴神響一|角川文庫鳴神響一(なるかみきょういち)さんの人気警察小説シリーズの第21弾、『脳科学捜査官 真田夏希 ジャスティス・エボニー』(角川文庫)は、警察犬アリシアとバディで本部鑑識課の...
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朝顔柄の着物を着た義妹と兄に贈る小物入れ。江戸青春群像劇

『義妹にちょっかいは無用にて(4)』|馳月基矢|双葉文庫馳月基矢(はせつきもとや)さんの時代小説シリーズ、『義妹にちょっかいは無用にて(4)』(双葉文庫)を紹介します。本書は、『拙者、妹がおりまして』からスピンオフしたシリーズの第4弾。前作...