戦国

単行本

秀吉、家康から、名門足利家を守った二人の姫たちの戦い

神家正成(かみやまさなり)さんの長編時代小説、『さくらと扇』(徳間書店)を入手しました。本書は、歴史小説イノベーション「操觚の会(そうこのかい)」と、栃木県さくら市がコラボレーションして生まれた、歴史時代小説です。2017年11月に栃木県指...
伝奇

戦国の世に鬼退治。伝説の時代ファンタジー活劇、降臨

柏田道夫さんの長編伝奇時代小説、『桃鬼城奇譚(とうきじょうきたん)』(双葉文庫)を入手しました。第2回歴史群像大賞受賞作「桃鬼城伝奇」(1995年9月に同名で学習研究社より刊行)を加筆修正し、改題した作品の初の文庫化です。昔話「桃太郎」の話...
幕末維新

「2020年3月下旬の新刊(文庫)」をアップ

2020年3月21日から3月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年3月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、新潮文庫から刊行される、帚木蓬生(ははきぎほうせい)さんの『守教(上)』を紹介します。戦国期から江...
人物

魂を揺さぶらる、武蔵と戦い、敗れた男たちの物語

木下昌輝(きのしたまさき)さんの連作時代小説、『敵の名は、宮本武蔵』(角川文庫)を入手しました。宮本武蔵というと、吉川英治さんの『宮本武蔵』と、それを漫画化した、井上雄彦さんの『バガボンド』がまず頭に浮かびます。宮本武蔵は、皆がよく知ってい...
戦国

信長、秀吉、家康ら戦国の英傑6人の父親に光を当てた作品集

天野純希(あまのすみき)さんの短編時代小説、『燕雀の夢』(角川文庫)を入手しました。「燕雀安知鴻鵠之志哉(燕雀 安(いずく)んぞ 鴻鵠の志を知らんや)」(『史記』より)「燕雀(えんじゃく)」は、燕(つばめ)と雀(すずめ)のような小鳥のこと。...