古墳・飛鳥・奈良

古墳・飛鳥・奈良

怪僧・道鏡の時代を描く傑作

高橋克彦さんの『風の陣 』は、に続くシリーズ3作目。前作では恵美押勝の乱と弓削道鏡の台頭を描いている。今回は道鏡の時代を舞台に選んでいる。風の陣 天命篇 (PHP文芸文庫)作者: 高橋克彦出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/...
古墳・飛鳥・奈良

恵美押勝って、藤原仲麻呂のことだった

奈良時代は、日本史の授業の最初のほうでやるから、なかなか覚えていない。実は、高橋克彦さんの『風の陣 』を読むまで、恵美押勝(えみのおしかつ)のことをすっかり忘れていた。風の陣 ((PHP文芸文庫))作者: 高橋克彦出版社/メーカー: PHP...
古墳・飛鳥・奈良

橘奈良麻呂の政変を蝦夷目線で描く

高橋克彦さんの『風の陣 』が刊行されてシリーズが完結した。これを機に、第1作の『風の陣 』から全5作を通して読んだ。風の陣[裂心篇]作者: 高橋克彦出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2010/09/08メディア: 単行本この商品を含...
古墳・飛鳥・奈良

千三百年前の奈良の都に思いを巡らせつつ

梓澤要(あずさわかなめ)さんの『阿修羅』を読み始めました。遷都1300年記念で今年注目されている、奈良。その奈良が最も輝いていた奈良時代を舞台にした時代小説です。興福寺の阿修羅像のモデルになったといわれるのは、若き日の橘奈良麻呂。本書の主人...