幕末維新

単行本

白虎隊の生き残りがインディアンとともに戦う、西部劇小説

『虎と兎』|吉川永青|朝日新聞出版幼い子どもの頃、ウエスタン(西部劇)をテレビや映画でたくさん見ました。しかし、最近、西部劇映画を見たという記憶がありません。胸躍るような、魅力的な西部劇が作られなくなったように思います。『虎と兎』(朝日新聞...
人物

すべては人のために。富山売薬と調所広郷の心を打つ物語

『富山売薬薩摩組』|植松三十里|エイチアンドアイ植松三十里さんの『富山売薬薩摩組』(エイチアンドアイ)は、徳川幕府が敷いた幕藩体制に揺らぎが生じてきて江戸後期を舞台にした歴史小説です。本書に登場する薩摩藩家老の調所広郷(ずしょひろさと)は、...
幕末維新

東海道、中山道、奥州街道…、15の街道から日本史を紐解く

『15の街道からよむ日本史』|安藤優一郎|日経ビジネス人文庫歴史家、安藤優一郎さんの『15の街道からよむ日本史』(日経ビジネス人文庫)は、主要な街道を15のテーマで取り上げています。各地域にの歴史を読み解くことで、日本史の意外な事実を解き明...
ユーモア

大事な人の診療代のため、寄席を開く幼馴染二人の青春物語

『大江戸墨亭さくら寄席』|吉森大祐|祥伝社文庫吉森大祐(よしもりだいすけ)さんの『大江戸墨亭さくら寄席』(祥伝社文庫)は、噺家の修業をする若者を描いた青春時代小説です。2017年に幕末の漫才コンビを描いた『幕末ダウンタウン』で第12回小説現...
幕末維新

「2023年11月中旬の新刊(文庫)」をアップ

『幕末紀 宇和島銃士伝』|柴田哲孝|光文社文庫2023年11月11日から11月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「文庫●2023年11月中旬の新刊」を掲載しました。今月注目しているのは、光文社文庫から刊行される、柴田哲孝...