2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

江戸

市井人情

「金流しの十手」携帯ストラップ

佐伯泰英さんの『埋みの棘(うずみのとげ)』を入手する。政次、亮吉、彦四郎の三人が活躍する「鎌倉河岸捕物控」シリーズの第10弾である。埋みの棘―鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫 時代小説文庫)作者: 佐伯泰英出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売...
剣豪

「密命」ファミリーに新しいヒーローが

佐伯泰英さんの『無刀 密命・父子鷹』を読んだ。タイトルから連想されるとおり、今回、金杉惣三郎と清之助の父子は、柳生新陰流の故郷、柳生の地の正木坂道場に滞在する。無刀―密命・父子鷹〈巻之十五〉 (祥伝社文庫)作者: 佐伯泰英出版社/メーカー:...
妖・ホラー

お化けと幽霊と妖怪

杉浦日向子さんの『お江戸でござる』を読んだ。断片的だった江戸の知識がだいぶ整理でき、説明の一つ一つが頭にすっと入ってきた。今回、なるほどと思ったのは、お化けと幽霊の違いの解説である。お江戸でござる (新潮文庫)作者: 杉浦日向子出版社/メー...
剣豪

佐伯泰英時代小説1000万部突破

佐伯泰英さんの『無刀 密命・父子鷹』を読み始めた。金杉惣三郎、清之助父子が活躍する「密命」シリーズの第15弾である。その帯を見てちょっと驚いた。佐伯さんの時代小説が1000万部を突破したという。無刀―密命・父子鷹〈巻之十五〉 (祥伝社文庫)...
歴史読み物

杉浦日向子さんと江戸とそば

杉浦日向子さんの『お江戸でござる』を読んでいる。NHK「コメディーお江戸でござる」で江戸の案内人を務めていた著者の話をテーマ別にまとめた読み物である。浮世絵を現代の【テレビ】にたとえたり、花魁を現代の【銀幕の大スター】になぞらえたりして、楽...