2008-03

剣豪

貧乏剣術道場の師範代の日月抄

乾荘次郎(いぬいそうじろう)さんの『介錯』を読む。『妻敵討ち』『夜襲』に続く、貧乏剣術道場・柳花館の師範代・高森弦十郎が活躍する人情時代小説「鴉道場日月抄(からすどうじょうにちげつしょう)」シリーズの第三弾である。介錯 鴉道場日月抄 (講談...
大正・昭和

懐かしい昭和の味を食べ歩きたくなった

グルメでも食いしん坊でもなく、食べることについては関心があまりないので、ガイドブックに載るような有名店にはほとんど行ったことがない。もちろん、ミシュランガイドで★が付いているような店など、懐ばかりかマナーも心配で、敷居が高くて近づけない。東...
歴史読み物

江戸検定の今年のお題は「江戸城―将軍と大奥」

2008年11月3日に実施される、第3回江戸文化歴史検定の“今年のお題”が発表になった。“今年のお題”は「江戸城―将軍と大奥」に決まった。徳川幕府の政務の中心であり、江戸時代のシンボルであることから、初めてのお題としてふさわしく、今年は江戸...
明治

明治時代の江戸ブーム

歴史家の安藤優一郎さんの『幕臣たちの明治維新』を読んだ。江戸研究のスペシャリストである安藤さんがタイトルに明治とつく読み物を出されると聞いて、専門の範囲を広げられたのかと思い、最初はいささか奇異な印象を持った。幕臣たちの明治維新 (講談社現...
歴史読み物

「味と技の大江戸展」と名店名品カタログ

日本橋三越本店で開催されていた「味と技の大江戸展」に今年も行くことができた。いろいろとバタバタしていて、行くことをあきらめかけていたが、何とか時間のやりくりがついた。東都のれん会に所属する老舗をはじめ、60以上のお店が一堂に会した会場は江戸...