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佐々成政|時代小説で読む

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[さ] 佐々成政|さっさなりまさ|武将・戦国大名|戦国

佐々成政は、織田信長に仕えた武将で、柴田勝家のもとで前田利家、不破光治らと北陸方面で上杉氏と対峙することが多かったです。信長の死後は、賤ヶ岳の戦いで柴田勝家を破った秀吉に降伏し、越中一国を安堵されました。

成政のハイライトは、小牧・長久手の戦いで家康方に寝返り停戦後に、厳冬の飛騨山脈(北アルプス)を越えて浜松へと踏破して家康に再挙を促した、「さらさら越え」が有名です。

風野真知雄さんの『沙羅沙羅越え』では、さらさら越えを描いています。

宮本昌孝さんの『天離(あまさか)り果つる国』では、成政は主要な登場人物の一人として、さらさら越えと富山城の黒百合のエピソードも織り込まれていました。

南條範夫さんの『古城秘話』は、は松前城から南は鹿児島城まで全国三十の古城にまつわる伝説を綴っています。その中で、富山城の黒百合の秘話が取り上げられています。

DATA
生誕:不明 ※永正9年(1512年)~天文8年(1539年)の間
死没:天正16年(1588年)
別名:内蔵助
家族:(父)佐々成宗、(妻)村井貞勝の娘、早川主水の娘

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『天離(あまさか)り果つる国(下)』宮本昌孝『天離(あまさか)り果つる国(下)』(PHP研究所、2020年10月刊)長編

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