2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

文庫●2023年3月下旬の新刊

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時代小説●文庫新刊情報|2023年3月下旬の新刊(21日→月末)

2023年3月21日から3月末日の間に文庫で出る時代小説の新刊情報です。
新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
新刊情報リストを見る

角川文庫
永井紗耶子さんの『とわの文様』
江戸は西河岸町の呉服屋・常葉屋は、「ここにしかない品がある」と着物にうるさい江戸っ子たちにも評判お店。箱入り娘のとわは、失踪した母の代わりに店を盛り立てようと日々奮闘しています。芝居を愛する兄で若旦那の利一は、面倒事を背負い込む名人。
呉服屋の箱入り娘が、着物の力でよろず解決。兄妹が織りなすお江戸人情劇のはじまり始まり。

泉ゆたかさんの『おんな大工お峰 お江戸普請繁盛記』
「息子を閉じ込める牢だって?」采配屋の与吉から普請仕事を請け負うおんな大工のお峰に、珍妙な依頼が舞い込みました。笊職人の亀造の九つになる息子が、腕白を通り過ぎて長屋住人に迷惑をかけ続けており、女房と相談のうえ、家に牢を作る苦渋の決断をしたといいます。江戸城小普請方の家に生まれるも、父を亡くし、市井で大工として生きるお峰がひねり出した、痛快な代案の普請とは? ほっこり心が温かくなる人情時代小説。

澤田瞳子さんの『稚児桜 能楽ものがたり』
清水寺の稚児としてたくましく生きる花月。ある日、自分を売り飛ばした父親が突然面会に現れて……(表題作「稚児桜」)。能楽から生まれた珠玉の時代小説8篇を収録。

平谷美樹さんの『大一揆』
嘉永6年5月。悪政を続ける盛岡藩に抗して民百姓が立ち上がりました。彼らを導いた頭人の一人、三浦命助は、烏合の衆のように膨れ上がる一揆の参加者をも巧みにまとめあげ、隣の仙台藩に越訴します。時を同じくして浦賀に異国船が渡来。そのことが交渉の行方にも影響して……。
一揆衆の要求は通るのでしょうか?  過酷な時代の流れに翻弄される庶民の姿を描く歴史長編。第9回日本歴史時代作家協会賞作品賞候補作、待望の文庫化。

新潮文庫
朝井まかてさんの『輪舞曲』
私、四十になったら死ぬの。松井須磨子の後を継ぐと目された女優、伊澤蘭奢が口癖の通り早逝しました。そして集まった四人の男。愛人兼パトロンである実業家の内藤、蘭奢が人妻だった頃からの恋人、徳川夢声、サロンに出入りする帝大生の福田、そして生き別れの息子、佐喜雄。彼らそれぞれが見た蘭奢の姿が、一人の女の像を結び始める――。男たちを幻惑しながらもひとすじに生きたある女優の肖像。その万華鏡のような生を描く長編小説。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:新装版/復刊
:気になる/チェックしたい

●3月22日発売 KADOKAWA・角川ソフィア文庫
『新版 うつほ物語 二 現代語訳付き』室城秀之『新版 うつほ物語 二 現代語訳付き』
『道元と生きる 正法眼蔵随聞記』角田泰隆『道元と生きる 正法眼蔵随聞記』
●3月22日発売 KADOKAWA・角川文庫
『とわの文様』
→記事:騒動とお悩みを解決する看板娘。江戸の文様とおしゃれも魅力
永井紗耶子『とわの文様』
『おんな大工お峰 お江戸普請繁盛記』泉ゆたか『おんな大工お峰 お江戸普請繁盛記』
『稚児桜 能楽ものがたり』澤田瞳子『稚児桜 能楽ものがたり』
『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』雪乃紗衣『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』
『蒼天の王土』篠原悠希『蒼天の王土』
『大一揆』
→記事:「2023年3月下旬の新刊(文庫)」をアップ
平谷美樹『大一揆』
『読めば100倍歴史が面白くなる 名将言行録』板野博行『読めば100倍歴史が面白くなる 名将言行録』
『月神』葉室麟『月神』
『神奥の山 大江戸定年組』風野真知雄『神奥の山 大江戸定年組』
●3月23日発売 中央公論新社・中公文庫
『剣神 竜を斬る-神夢想流林崎甚助5』岩室忍『剣神 竜を斬る-神夢想流林崎甚助5』
『華国神記3-終わりし神の残影に』九条菜月『華国神記3-終わりし神の残影に』
『まんぷく旅籠 朝日屋-あつあつ鴨南蛮そばと桜餅』高田在子『まんぷく旅籠 朝日屋-あつあつ鴨南蛮そばと桜餅』
●3月24日発売 潮書房光人新社・産経NF文庫
『リトアニアが夢見た明治日本』平野久美子『リトアニアが夢見た明治日本』
●3月27日発売 二見書房・二見時代小説文庫
『贋作の野望 罷免家老 世直し帖6』瓜生颯太『贋作の野望 罷免家老 世直し帖6』
『伊賀者始末 古来稀なる大目付8』藤水名子『伊賀者始末 古来稀なる大目付8』
『あるがままに 天然流指南3』大久保智弘『あるがままに 天然流指南3』
●3月29日発売 新潮社・新潮文庫
『輪舞曲』朝井まかて『輪舞曲』
『義民が駆ける』藤沢周平『義民が駆ける』
●3月30日発売 三笠書房・王様文庫
『日本史 書き残されたふしぎな話: その時、「異界の扉」は開かれたのか?』並木伸一郎『日本史 書き残されたふしぎな話: その時、「異界の扉」は開かれたのか?』

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単行本★2023年3月の新刊
単行本★時代小説新刊情報|2023年3月の新刊(1日→末日) 2023年3月1日から3月末日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンク...