忍者・忍び

伝奇

浅井家の幼い姫を巡り、忍びたちが躍動する、戦国冒険小説

稲葉博一(いなばひろいち)さんの文庫書き下ろし時代小説、『影がゆく』(ハヤカワ時代ミステリ文庫)を献本いただきました。本書は、ハヤカワ時代ミステリ文庫の創刊3タイトルの一冊。日本の戦国時代に舞台を移していますが、早川書房が得意としている海外...
忍者・忍び

間者から見た信長

岡田秀文さんの『最後の間者』を読み始めた。織田信長の安土時代を舞台にした戦国時代小説である。最後の間者 (時代小説文庫)作者: 岡田秀文出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2006/08/01メディア: 文庫 クリック: 1回この商...
伝奇

幕府vs津軽家、忍びの暗闘が見どころ

獏不次男さんの『津軽隠密秘帖』を読了。弘前藩津軽家は、津軽為信のよって南部氏から独立する形で興された。政治の中心から外れた北端の藩のせいか、これまで時代小説で取り上げられることは少なかった。津軽隠密秘帖作者: 獏不次男出版社/メーカー: 河...
古地図

古地図で散策する真田太平記

昨年の夏、長野県上田へ旅行し、池波正太郎真田太平記館を訪れた。池波正太郎さんのファンとしては、浅草の池波正太郎記念文庫と並んで聖地のような場所だ。真田太平記館で展示を見ていて、地図が付いていたらきっと作品の舞台をたどってみたくなるだろうなあ...