戦国

ミステリー

気鋭の推理小説家たちが挑む、新作書下ろし御城ミステリー

『御城の事件〈東日本篇〉』二階堂黎人(にかいどうれいと)さん編集による、『御城の事件〈東日本篇〉』(光文社文庫)を入手しました。本書は、気鋭の推理小説家らの競演による、時代ミステリーのアンソロジーです。ある朝、川越城の外堀に浮かべられた一艘...
人物

戦国一の極悪人・松永久秀は時代が求めたヒーローなのか

『じんかん』今村翔吾さんの長編時代小説、『じんかん』(講談社)を入手しました。本書の主人公は、松永久秀。松永弾正の名でも知られています。仕えた主人を殺し、天下の将軍を暗殺し、東大寺の大仏殿を焼き尽くしたことから、織田信長をして、「この男、人...
人物

戦国に名門足利家を守り、喜連川藩をつくった二人の姫の物語

『さくらと扇』神家正成(かみやまさなり)さんの長編小説、『さくらと扇』(徳間書店)を紹介します。本書は、新進気鋭の時代小説家たちが参画した歴史小説イノベーション「操觚の会(そうこのかい)」と、栃木県さくら市がコラボレーションして生まれた、歴...
市井人情

江戸時代、信仰を守り続けた隠れキリシタンたちの感動物語

『守教 上・下』帚木蓬生さんの長編歴史時代小説、『守教(しゅきょう) 上』・『守教 下』(新潮文庫)を入手しました。本書は、戦国時代から幕末までの三百年にわたり、筑後のとある村でキリスト教の信仰を守り続けた、キリシタンたちを描いた大河歴史小...
人物

「2020年5月下旬の新刊(文庫)」をアップ

『北条早雲4 明鏡止水篇』2020年5月21日から5月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年5月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、中公文庫から刊行される、富樫倫太郎さんの『北条早雲4 明鏡止水篇』を取り...