江戸 棄捐令をテーマにした時代小説 山本一力さんの『損料屋喜八郎始末控え』を久々に読み返した。深川を描いた名作をピックアップしていて、本を取り出して読み始めたら面白くて、つい最後まで読んでしまった。この作品は、山本さんの初の長篇時代小説であり、単行本刊行当時(2000年5月ご... 2020.05.04 江戸痛快経済
伝奇 殺生方控に隠された将軍家の秘密 えとう乱星さんの『あばれ奉行』を読了した。本作品は、『かぶき奉行』『ほうけ奉行』に続く「殺生奉行」シリーズ3作目だが、作者のあとがきによると、本来のタイトルは、『殺生方控』〈慶安編・元禄編・享保編〉とする心積もりだったようだ。それぞれの作品... 伝奇武家江戸
伝奇 殺生奉行シリーズの完結編 えとう乱星さんの『あばれ奉行 安藤源次郎殺生方控』を読んでいる。10年前に単行本で読んで、その面白さに感動して、一気にえとう乱星さんがごひいきの作家の一人になったという記憶のある作品。あばれ奉行―安藤源次郎殺生方控 (ベスト時代文庫)作者:... 伝奇武家江戸
市井人情 お鳥見役一家の家族愛で心がじんわり ちょうど、諸田玲子さんの『蛍の行方』を読み終えたところ。「お鳥見女房」シリーズの第二弾。蛍の行方―お鳥見女房 (新潮文庫)作者: 諸田玲子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/10/30メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回... 2020.05.24 市井人情江戸
江戸検 江戸文化歴史検定受検記 今日、第1回江戸文化歴史検定の2級を受検してきた。試験を受けるということが久々だったこともあり、とても面白かった。試験会場は東京・青山学院大学。渋谷から歩いていき、大学に近づくにつれて、ショルダーバック姿の中高年の男性の姿が目につく。大学の... 江戸検