市井人情 霊岸島って江戸っぽいなあ 千野隆司さんの『大川端ふたり舟』を読み終えた。『大川端ふたり舟』は、「霊岸島捕物控」とサブタイトルが付けられている通り、霊岸島を縄張りとする岡っ引きの娘・お妙が活躍する捕物小説である。大川端ふたり舟 (学研M文庫―霊岸島捕物控 (ち-2-2... 市井人情捕物江戸
江戸検 江戸文化歴史検定2級に合格 昨日、11月3日に受検した「江戸文化歴史検定」の結果が家に届いた。2級に合格していた。江戸文化歴史検定2級の認定証とバッジも同封されていた。採点結果では、問題別の全体の正答率が出されていて興味深かった。いちばん正答率が高かったのは第36問の... 江戸検
市井人情 文化三年の大火を描いた時代小説 千野隆司さんの『大川端ふたり舟』を読んでいる。文化三年(1806)三月四日に起きた、江戸の三大大火の一つで、後に「車町の大火」と呼ばれる火事を描いた捕物小説である。大川端ふたり舟 (学研M文庫―霊岸島捕物控 (ち-2-2))作者: 千野隆司... 市井人情捕物江戸
武家 「無茶の勘兵衛」シリーズ第二弾 浅黄斑さんの『火蛾の舞』を読み始めた。『山峡の城』に続く「無茶の勘兵衛」シリーズの第2弾である。浅黄さんはミステリー畑の人だが、このシリーズの前作や『芭蕉隠密伝―執心浅からず』などの時代小説も気に入っている。主人公のキャラクター造形がしっか... 2020.02.11 武家江戸青春
妖・ホラー 時代考証もしっかりした、ファンタジー捕物帖 畠中恵さんの『ねこのばば』を読んだ。畠中さんは、都筑道夫さんの影響を受けた作家の一人である。そのせいか、都筑さんの捕物シリーズ『なめくじ長屋捕物さわぎ』シリーズに通じる共通点が見られる。ねこのばば しゃばけシリーズ3 (新潮文庫)作者: 畠... 妖・ホラー捕物江戸