単行本

ミステリー

南部藩を揺るがす、家康拝領の虎脱走をめぐる歴史ミステリー

『虎と十字架 南部藩虎騒動』|平谷美樹|実業之日本社平谷美樹(ひらやよしき)さんの『虎と十字架 南部藩虎騒動』(実業之日本社)が、第13回日本歴史時代作家協会賞作品賞にノミネートされました。著者は、岩手県出身で現在も同県に居住されています。...
単行本

「時代小説★2024年7月の新刊情報(単行本)」をアップ

『赫夜(かぐよ)』|澤田瞳子|光文社2024年7月1日から7月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年7月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月の新刊で注目しているのは、澤田瞳子(さわだとうこ)...
単行本

夏の思い出が一生の宝物に。子どもに読んでほしい時代小説

『夏がいく』|伊多波碧|理論社おとないちあきさんの表紙イラストで、幼い日の祭りの記憶が蘇ってきて、郷愁を誘われます。伊多波碧(いたばみどり)さんの『夏がいく』(理論社)は、小学校高学年以上向けに書かれた児童書です。江戸時代の旅籠を舞台にして...
ミステリー

森から抜け出せ! 戦慄のノンストップ・ホラーミステリー

『斬首の森』|澤村伊智|光文社田舎育ちにもかかわらず、灯のない暗い道が苦手なくらい恐がりです。怪談やホラーからはなるべく遠ざかるようにしていました。今回は、時代小説ではなく、ホラーミステリーの紹介です。ところが、澤村伊智(さわむらいち)さん...
人物

この世の全て知り尽くす、南方熊楠の数奇な運命を描く

『われは熊楠』|岩井圭也|文藝春秋6月13日(水)に、第171回直木賞候補作品が発表になりました。今回、歴史時代小説からは、岩井圭也さんの『われは熊楠』(文藝春秋)がノミネートされました。本書は、著者の初めての歴史小説です。博物学者で、生物...