文庫●2021年6月下旬の新刊

2021年6月21日から6月末日の間に文庫で出る時代小説の新刊情報です。
新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
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新潮文庫から、畠中恵さんの『てんげんつう』が出ます。
仁吉に惚れた天狗の姫が、祖母のおぎんに勝負を挑み、病弱若だんなの許嫁の於りんの実家、中屋には次々災難がふりかかります。「しゃばけ」シリーズ第18弾です。

ディスカヴァー文庫から、志坂圭さんの『沖の権左』が刊行されます。
勝山に生まれた吾一は、鯨組の頭領だった父をはじめ、多く漁師の命を奪い、手出しが禁じられた伝説の巨鯨、「権左(ごんざ)」に無謀にも挑みます。

！おすすめ度
★：読みたい／入手したい
■：新装版／復刊
♪ ：気になる／チェックしたい
◎：文庫書き下ろし

●6月23日発売　中央公論新社・中公文庫
	『新装版　マンガ日本の歴史15-江戸幕府の成立と鎖国政策』	石ノ森章太郎
♪	『まんぷく旅籠朝日屋-なんきん餡と三角卵焼き』	高田在子
●6月24日発売　新潮社・新潮文庫
★	『てんげんつう』	畠中恵
●6月25日発売　ディスカヴァー・トゥエンティワン・ディスカヴァー文庫
★	『沖の権左』 →記事：「2021年6月下旬の新刊（文庫）」をアップ	志坂圭
●6月28日発売　二見書房・二見時代小説文庫
♪	『幸くらべ小料理のどか屋人情帖32』	倉阪鬼一郎
♪	『公達の太刀奥小姓裏始末4』	青田圭一
	『砂上の将軍ご隠居は福の神6』	井川香四郎