単行本

単行本

「技術立国」幕末佐賀藩に注いだ、無名の若者の記憶と情熱

『来世の記憶 鍋島佐賀藩の奇跡』|東圭一|佐賀新聞社東圭一(あずまけいいち)さんの歴史小説、『来世の記憶 鍋島佐賀藩の奇跡』(佐賀新聞社)をご恵贈いただきました。著者は、2012年に「足軽塾大砲顛末」で第19回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左...
作家

戦国時代をサバイバルした、関東「足利家」血の歴史

『足利の血脈 書き下ろし歴史アンソロジー』||秋山香乃、荒山徹、川越宗一、木下昌輝、鈴木英治、早見俊、谷津矢車|PHP研究所戦国時代の「足利家」を描いた歴史時代小説短編集、『足利の血脈 書き下ろし歴史アンソロジー』(PHP研究所)を紹介しま...
単行本

江戸の片隅で暮らす人々の日常と心情を描く、直木賞受賞作

『心淋し川』|西條奈加|集英社西條奈加(さいじょうなか)さんの時代小説、『心淋し川(うちさびしがわ)』(集英社)を紹介します。著者は、2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノべル大賞を受賞して、デビューしました。以降、コンスタ...
人物

絶体絶命の小田原城、北条の命運は一人の奇人に託された

『天下一のへりくつ者』|佐々木功|光文社佐々木功(ささきこう)さんの長編歴史時代小説、『天下一のへりくつ者』(光文社)をご恵贈いただきました。著者は、織田信長の重臣ながら謎が多い、滝川一益の波乱の生涯を描いた「乱世をゆけ」(単行本刊行時に『...
作家

第164回直木賞、西條奈加さんの『心(うら)淋し川』に決定

第164回直木三十五賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が2021年1月20日(水)都内で開催され、候補作6作品の中から西條奈加さんの『心(うら)淋し川』が受賞作に決まりました。おめでとうございます!江戸時代を舞台にした、市井人情もの。ど真...