2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

単行本

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江戸から津軽三厩まで、大身旗本と与力見習の奇妙な道中記

『流人道中記(上・下)』|浅田次郎|中央公論新社浅田次郎さんの長編歴史時代小説、『流人道中記(上・下)』(中央公論新社)を紹介します。本書は、ebook japanの電子書籍版『流人道中記(合本)』で読んでみました。Kindleでの電子書籍...
人物

「国滅ぼし」で国を医した、斎藤道三の三代の国盗り物語

『まむし三代記』|木下昌輝|朝日新聞出版木下昌輝さんの長編歴史時代小説、『まむし三代記』(朝日新聞出版)を紹介します。2020年、著者は本書で第二十六回中山義秀文学賞を受賞しました。斎藤道三の一族による美濃を統一を描いた戦国時代小説です。道...
単行本

「2021年1月の新刊(単行本)」をアップ

『高瀬庄左衛門御留書』|砂原浩太朗|講談社2021年1月1日から1月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年1月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月は、講談社から刊行される、砂原浩太朗さんの『...
単行本

「私は……東洋の魔女」二つの東京五輪がつなぐ三世代の物語

『十の輪をくぐる』|辻堂ゆめ|小学館辻堂ゆめさんの現代小説、『十の輪をくぐる』(小学館)をご恵贈いただきました。実は本書を読むまで、著者の他の作品を読んだことがなく、存在を全く知りませんでした(慌ててプロフィールを確認しました)。2014年...
作家

室町・戦国史を面白くする「足利氏」を七人が書き下ろし競演

『足利の血脈 書き下ろし歴史アンソロジー』|秋山香乃、荒山徹、川越宗一、木下昌輝、鈴木英治、早見俊、谷津矢車|PHP研究所歴史時代小説作家団体「操觚の会(そうこのかい)」に参加する、作家による、歴史時代小説短編集、『足利の血脈 書き下ろし歴...