市井人情 江戸の風俗が堪能できる捕物帳 東郷隆さんの『異国の狐』を読んでいる。幕末の江戸を舞台にした、芝神明の御用聞き・万吉親分が活躍する連作形式の捕物小説。万吉の水際立った捕物ぶりを描くともに、激動する時代の様子と江戸の風俗を映し出す作品になっていて、捕物帳の面白さが満喫できる... 市井人情幕末維新捕物
市井人情 東郷隆さんの正統派捕物帳 大好きな作家の一人、東郷隆さんの『異国の狐 とげ抜き万吉捕物控』を入手した。東郷さんの作品には幕末をテーマした『大砲松』や『幕末袖がらみ』や、徳川宗春と吉宗の抗争を描いた『御町見役うずら伝右衛門』などがある。ユーモアにあふれた作品や、ディテ... 2020.05.19 市井人情幕末維新捕物
お知らせ 8月の検索語ベスト20 「ほぼ日刊時代小説」の8月の検索語ベスト20を紹介する。このブログには、検索エンジン経由でどんなキーワードからアクセスがあったかがわかる機能がある。8/1~8/31の検索キーワードランキングは以下の通り。今月順位(前月順位) 検索語 検索数... お知らせ妖・ホラー市井人情江戸
剣豪 貧乏剣術道場の師範代 乾荘次郎さんの『妻敵討ち 鴉道場日月抄』を読み始めた。乾さんには、鳥居耀蔵の晩年を描いた短篇を収録した『孤愁の鬼』という作品集がある。注目している時代小説作家の一人だ。妻敵討ち (講談社文庫)作者: 乾荘次郎出版社/メーカー: 講談社発売日... 2020.01.13 剣豪市井人情江戸
市井人情 江戸の庶民のバイタリティー 出久根達郎さんの『安政大変』を読み終えた。大災害を描いているので、ちょっと哀しい物語や悲劇性のある話が多い。そんな中で、最後に収録された「玉手箱」はファンタスティックな作品で、読了後の余韻が快い。安政大変 (文春文庫)作者: 出久根達郎出版... 市井人情江戸