2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

幕末維新

幕末維新

佐伯泰英さんが描く幕末に期待

佐伯泰英さんの『風雲 交代寄合伊那衆異聞』を入手した。千四百十三石の旗本ながら参勤交代を義務付けられている、信州伊那の座光寺(ざこうじ)家。その若き当主座光寺藤之助為清を主人公とする剣豪小説シリーズの第三弾になる。このシリーズで注目したいの...
幕末維新

井伊直弼と近江商人

幸田真音さんの『あきんど 絹屋半兵衛』(上・下)を読了した。読み始める前、単行本刊行時のタイトル『藍色のベンチャー』のままのほうがいいのではないかと思っていたが、最後まで読んでみると、改題した訳が納得いった。幸田さんは、『小説ヘッジファンド...
幕末維新

ハナミズキ、咲く

いつも通勤で通る歩道に、ハナミズキとサルスベリが街路樹として植えられている。桜が散って寂しくなったなあと思っていたら、ハナミズキの白い花が咲き出した。路傍のクルメツツジも一緒に咲き始めて、紅と白のコントラストが美しい。しばらくの間、通勤が楽...
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焼きものと時代小説

幸田真音さんの『あきんど 絹屋半兵衛』を読んでいる。彦根で磁器の製造販売を起業する絹屋半兵衛とその妻・留津を描く時代小説で、現在の起業に通ずるところが多く、興味深い。さて、焼きもの(作陶)をテーマにした時代小説というと、いくつか思い出される...
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幸田真音さんと近江商人

昨日4月9日の17時30分ごろから19時30分ごろにかけて、「時代小説SHOW」< >のサイトが、サーバーが不安定になる不具合が発生しました。その間、アクセスされた方には大変ご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。さて、幸田真音さんの『あ...