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文庫●2021年8月中旬の新刊

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時代小説●文庫新刊情報|2021年8月中旬の新刊(11日→20日)

2021年8月11日から8月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
新刊情報リストを見る

祥伝社文庫から、あさのあつこさんの『にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見聞帳』が刊行されます。
幼い頃から妖かしが見えてしまう町娘のお糸は、鈴江三万石の江戸屋敷に奉公に出ることになりました。正室の珠子に仕えるものの、お糸の目に映る珠子は……なんと猫。人と猫が繰り広げる抱腹絶倒の時代小説です。

講談社文庫の新刊が楽しみです。
谷口雅美さんの『殿、恐れながらブラックでござる』
時代遅れでブラック気質な幸利をできる尼崎藩主・青山幸利を、牢人・戸ノ内兵庫が、できる藩主にプロデュースします。譜代大名家と江戸幕府の危機に対処していく凄腕コンサル物語。

辻堂魁さんの『落暉(ゆうひ)に燃ゆる 大岡裁き再吟味』
大岡越前は還暦を迎え、江戸町奉行から寺社奉行に転出していました。大岡は江戸町奉行職の記録を振り返り、過去の事件の裁きが正しかったのか、気になってなりませんでした……。講談社文庫50周年書き下ろし作品。

創元推理文庫から、山本巧次さんの『開化鉄道探偵 第一〇二列車の謎』が出ます。
鉄道黎明期の明治十八年。元八丁堀同心と鉄道技手が、貸車から徳川埋蔵金が発見された謎に挑む、明治鉄道ミステリー、第2弾。

今月の集英社文庫の新刊は要チェックです。

木内昇さんの『火影に咲く』
沖田総司、高杉晋作、吉田稔麿、坂本龍馬、中村半次郎……。幕末の京を駆けた志士と、想いを交わした女たち、彼らが生きた、一瞬を鮮やかに描き出す短編集。

泉ゆたかさんの『幼なじみ お江戸縁切り帖』

明暦の大火で一人ぼっちになった糸が始めた「縁切り屋」。別れは新しい一歩を踏み出すために大切な区切り。は、縁切り状の代筆をしながら人情に心をふるわせる、あたたかな時代小説第2弾。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:新装版/復刊
:気になる/チェックしたい
:文庫書き下ろし

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●8月11日発売 コスミック出版・コスミック・時代文庫
『お世継姫と達人剣』八神淳一『お世継姫と達人剣』
『逢魔が時三郎』井川香四郎『逢魔が時三郎』
『仇討ち包丁 盗まれた味』氷月葵『仇討ち包丁 盗まれた味』
『江戸っ子出世侍 姫さま下向』早瀬詠一郎『江戸っ子出世侍 姫さま下向』
●8月11日発売 祥伝社・祥伝社文庫
『にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見聞帳』あさのあつこ『にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見聞帳』
『街道の牙 影御用・真壁清四郎』黒崎裕一郎『街道の牙 影御用・真壁清四郎』
『初代北町奉行 米津勘兵衛 峰月の碑』岩室忍『初代北町奉行 米津勘兵衛 峰月の碑』
『汝よさらば (五) 浮世絵宗次日月抄』門田泰明『汝よさらば (五) 浮世絵宗次日月抄』
●8月11日発売 徳間書店・徳間文庫
『奮闘、諸国廻り 悪代官を斃せ』倉阪鬼一郎『奮闘、諸国廻り 悪代官を斃せ』
●8月12日発売 講談社・講談社学術文庫
『ええじゃないか 民衆運動の系譜』西垣晴次『ええじゃないか 民衆運動の系譜』
『辞世の作法』山折哲雄『辞世の作法』
●8月12日発売 講談社・講談社文庫
『Cocoon5 瑠璃の浄土』夏原エヰジ『Cocoon5 瑠璃の浄土』
『あやかし長屋 嫁は猫又』神楽坂淳『あやかし長屋 嫁は猫又』
『宮中の誘い 公家武者 信平(十)』佐々木裕一『宮中の誘い 公家武者 信平(十)』
『殿、恐れながらブラックでござる』谷口雅美『殿、恐れながらブラックでござる』
『落暉に燃ゆる 大岡裁き再吟味』
→記事:新時代ヒーロー誕生! 還暦・大岡越前が過去の事件を再吟味
辻堂魁『落暉に燃ゆる 大岡裁き再吟味』
●8月12日発売 筑摩書房・ちくま学芸文庫
『ハプスブルク帝国1809-1918 ――オーストリア帝国とオーストリア=ハンガリーの歴史』A.J.P.テイラー『ハプスブルク帝国1809-1918 ――オーストリア帝国とオーストリア=ハンガリーの歴史』
●8月12日発売 東京創元社・創元推理文庫
『開化鉄道探偵 第一〇二列車の謎』山本巧次『開化鉄道探偵 第一〇二列車の謎』
●8月19日発売 PHP研究所・PHP文芸文庫
『文蔵2021.9』
→記事:『文蔵2021.9』特集、疲労回復!「温泉・お風呂小説」
「文蔵」編集部編『文蔵2021.9』
●8月19日発売 岩波書店・岩波書店
『六代目圓生コレクション 明治の寄席芸人』三遊亭圓生『六代目圓生コレクション 明治の寄席芸人』
●8月20日発売 集英社・集英社文庫
『火影に咲く』
→記事:「2021年8月中旬の新刊(文庫)」をアップ
木内昇『火影に咲く』
『歯噛みする門左衛門 元禄八犬伝 三』田中啓文『歯噛みする門左衛門 元禄八犬伝 三』
『幕府パリで戦う』南條範夫『幕府パリで戦う』
『幼なじみ お江戸縁切り帖』泉ゆたか『幼なじみ お江戸縁切り帖』
●8月20日発売 中央公論新社・中公文庫
『関ケ原合戦-戦国のいちばん長い日』二木謙一『関ケ原合戦-戦国のいちばん長い日』
『新装版 マンガ日本の歴史17-満ちる社会と米将軍吉宗』石ノ森章太郎『新装版 マンガ日本の歴史17-満ちる社会と米将軍吉宗』

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単行本★2021年8月の新刊
単行本★時代小説新刊情報|2021年8月の新刊(1日→末日) 2021年8月1日から8月末日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンク...