2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

歴史読み物

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安藤優一郎さんにお会いして

昨晩、『徳川将軍家の演出力』の著者の安藤優一郎さんとお会いして、お話を聞く機会に恵まれた。江戸時代を専門とする気鋭の歴史家である。『観光都市 江戸の誕生』では、江戸の寺院の宣伝・プロモーション手法を明らかにし、『徳川将軍家の演出力』では、徳...
歴史読み物

徳川将軍家と鶴のお吸い物

注目している歴史家の一人で、『観光都市 江戸の誕生』の著者、安藤優一郎さんの最新作『徳川将軍家の演出力』を読んだ。 観光都市 江戸の誕生 (新潮新書) 作者: 安藤優一郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2005/06/16 メディア...
武家

江戸時代の武士のいじめ

山本博文さんの『江戸の金・女・出世』を読んでいる。「週刊現代」に連載された後に、講談社現代新書『サラリーマン武士道 江戸のカネ・女・出世』として刊行されたものを文庫化したもの。 江戸の金・女・出世―シリーズ江戸学 (角川ソフィア文庫) 作者...
妖・ホラー

お化けと幽霊と妖怪

杉浦日向子さんの『お江戸でござる』を読んだ。断片的だった江戸の知識がだいぶ整理でき、説明の一つ一つが頭にすっと入ってきた。今回、なるほどと思ったのは、お化けと幽霊の違いの解説である。 お江戸でござる (新潮文庫) 作者: 杉浦日向子 出版社...
歴史読み物

杉浦日向子さんと江戸とそば

杉浦日向子さんの『お江戸でござる』を読んでいる。NHK「コメディーお江戸でござる」で江戸の案内人を務めていた著者の話をテーマ別にまとめた読み物である。浮世絵を現代の【テレビ】にたとえたり、花魁を現代の【銀幕の大スター】になぞらえたりして、楽...