2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

単行本

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毒殺の鍵を握る、銀杏の彫り物女の正体とは? 北一、修業中

『子宝船 きたきた捕物帖(二)』|宮部みゆき|PHP研究所 宮部みゆきさんの時代小説、『子宝船 きたきた捕物帖(二)』(PHP研究所)を紹介します。 『子宝船 きたきた捕物帖(二)』は、小物を入れる文庫を売りつつ岡っ引き修業に励む北一と、風...
人物

「2022年6月の新刊(単行本)」をアップ

『あるじなしとて』|天津佳之|PHP研究所 2022年6月1日から6月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2022年6月6月の新刊(単行本)」を掲載しました。 今月は、PHP研究所から刊行される、天津...
単行本

大航海時代に、国を守るため決死の船旅に出た琉球人の物語

『エクアドール』|滝沢志郎|双葉社 滝沢志郎(たきざわしろう)さんの長編歴史時代小説、『エクアドール』(双葉社)を紹介します。 命知らずのヨーロッパの男たちが一攫千金を夢見て新大陸やアジアを目指した大航海時代。日本では戦国時代に当たります。...
人物

土方歳三、小栗忠順ら、幕末の英雄が命を賭して遺したもの

『余烈』|小栗さくら|講談社 小栗さくらさんの歴史時代小説集、『余烈(よれつ)』(講談社)を紹介します。 若き日の北条政子を瑞々しい筆致で描いた短編「一樹の蔭」(『読んで旅する鎌倉時代』)を読んで以来、とても気になっていた著者の初の時代小説...
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徳川幕府黎明期のマカオ。二人の少年の数奇な運命を描く

『南蛮の絆 多聞と龍之進』|大村友貴美|双葉社 大村友貴美(おおむらゆきみ)さんの長編歴史時代小説、『南蛮の絆 多聞と龍之進』(双葉社)を紹介します。 著者は、2007年「首挽村の殺人」で第27回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビューした、推...