2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

剣豪

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一万両の懸賞金が掛けられた音無黙兵衛

鈴木英治さんの『無言殺剣 首代一万両』を読んだ。言葉を発しない謎の浪人・音無黙兵衛が活躍する「無言殺剣」シリーズの第三弾である。 無言殺剣 首代一万両 (中公文庫) 作者: 鈴木英治 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2006/0...
伝奇

鷹匠頭と鳥見役が出てくる時代小説

上田秀人さんの「織江緋之介見参」シリーズ第三弾の『孤影の太刀』を読んでいる。 孤影の太刀―織江緋之介見参 (徳間文庫) 作者: 上田秀人 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2006/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件...
伝奇

小野次郎右衛門忠常とその弟忠也

上田秀人さんの『孤影の太刀』を読み始めた。この時代小説の主人公は、織江緋之助こと、小野派一刀流の小野次郎右衛門忠常の息子友悟。小野派一刀流は、剣聖として名高い伊藤一刀斎の直弟子、神子上典膳(みこがみてんぜん)が開祖。 孤影の太刀―織江緋之介...
伝奇

百人以上の刺客を斬りまくる、鷹森真九郎

荒崎一海さんの『闇を斬る 霖雨蕭蕭』を読んだ。直心影流の剣客・鷹森真九郎が活躍するシリーズ第五弾。このシリーズの魅力の一つは、真九郎の見せるチャンバラシーン。毎巻、20人以上の刺客を倒していき、5巻めで既に100人斬りを果している。一冊の中...
伝奇

入手したらすぐに読みたくなる剣豪小説

荒崎一海さんの「闇を斬る」シリーズ第五弾、『霖雨蕭蕭(りんうしょうしょう)』を入手した。今治藩を出奔した鷹森真九郎が、江戸の町を震撼させる謎の軍団“闇”と闘う、剣豪小説である。ストーリー展開の面白さと、チャンバラシーンの迫力、主人公の痛快な...